エチガ谷の美しい自然から始まり、地下水の流出、観光洞へと
進んでいきます。

河内風穴の新洞部発見の流れや、洞窟調査探検隊の活動風景をご紹介した後、

いよいよ、一般非公開のエリアへ足を踏み入れます。

とても入り組んだ狭い洞窟を抜けると、大きなホール「シアターホールにでます」

シアターホールを抜けると更に大きな空間「ドリームホール」にでます。

崩落した大きな岩には　とてもきれいな方解石の結晶が見られます。

さらに洞窟は奥へと複雑な様相を見せていきます。

このあたりから、二次生成物（鍾乳石）が豊富に現れ、鍾乳洞ならではの神秘的な雰囲気に包まれていきます。

特に、「三神殿」と呼ばれるエリアは、他のメインルートから離れた空間であり、希少な「浮遊カルサイト」を収録することに成功した。

更に奥へ進むと「鐘の鳴池」と呼ばれるリムストーンが非常に美しいエリアに出ます。ここからは鍾乳石が林立する「森の間」へと続きます。

簡単な鍾乳石紹介をはさんで、世にも奇妙な「鍾乳石に埋没した」コウモリの骨格を収録しました。　経緯は詳しく解っていないそうですが、非常に珍しいこと。

漆黒の闇の世界にも様々な生物が生存しています。

ここでは、ユニークな生物を紹介しています。
・トビムシ
・カニムシ
・コバヤシミジンツボ（貝）
・ヤスデ
・コウモリ
・ヨコエビ

ここからは、地底湖・地底河川へと向かいます。

ヘルメットがようやく通る竪穴を降りていくと、そこには壮大な
地底河川と未調査の地底湖が存在します。

地底湖へは、水中カメラを降ろして、未だ誰も見たことのない世界へ挑みます。

地底河川は、３人乗りのボートで悠々下ることが出来る空間が数百メートル続いています。

とてもきれいな水路は、この映像を想像したのか「青の水路」と名付けられていました。

最後は、松田　昌　さんの「春待人」のＢＧＭにのせて、撮影チームの活動を振り返ります。